教える指導の終わり2
え、もう11月なんだ
と1年の早さを会話のフックにし始めたら、おじさんだと思っている塾長鈴木です。
さて、今日は前回の続きですね。
勉強による利益>勉強するコスト
になるにはどうしたら良いのか。
子どもたちが(大人たちも)自分で勉強し始めるにはシンプルな理由があります。
目次
楽しい、面白いから始める
勉強による利益<勉強のコスト
の状況は、勉強によって得られるものが、勉強する苦痛より少ないということです。
子どもたちはそう感じていて、自分で進んでやろうとしないのです。
一昔前は、
良い高校→良い大学→良い会社
みたいなことが言われていましたが、今は通用しません。
では、実際にどうしたら良いのか。
勉強による利益を上げる
か
勉強のコストを下げる
しかありません。例えば、利益を上げる方法として、シンプルなのが
毎日勉強したら、月のお小遣いが5万円になる
と言われたら、どうでしょうか。すごく頑張る子供達、たくさんいそうです。
いわゆる、人参のぶら下げですが、批判的な人もいるかと思います。
私は否定派ではありません。適切に利用すれば、効果は高いです。
(大人は給料もらって仕事してますからね!)
懸念点としては、持続性が弱いところでしょうか。
では、コストを減らす、つまり、苦痛を減らすにはどうすれば良いでしょうか。
これは実はとても簡単で、
大人たちが楽しく勉強している姿を見せること
です。子どもは周りの大人のマネをしますから、一緒になって勉強しようとします。
大人は仕事もしてるし、家事もしているから・・・
という声が聞こえてきそうですが、
子どもも、自由にトイレにも行けない学校に長時間いて、部活や習い事もある
ので、大人より忙しいくらいです。
勉強するだけの時間が取れません・・・
という方もいるでしょう。その方は、何かやらないことを決めてください。
子どもの勉強より大事なことって、そんなにたくさんはないはずです。
(家事をうまく再分配することをお勧めします)
「勉強しなさい」
「宿題やりなさい」
という不毛かつストレスフルなやり取りは、誰も得していません。
嫌な雰囲気になるだけです。意味がないのでやめましょう。
それより、楽しく勉強する時間を30分作れる方が数倍良いです!!