失敗とはなんですか?①
IKKOさんのメンタルが凄まじく強いことに尊敬の念を抱いている塾長鈴木です。
#なぜあのタイミングで「背負い投げ〜」ができるんだ
さて、今日は入試やテストにおける失敗とは何かについて書いていきたいと思います。
まあ、どんなことを書いていくのか、想像はできますよね。よく言われているあれです。
行動、挑戦しないことが失敗だ
これですね。もう擦り倒した言葉ではあるんですが、もう少し現実的に掘り下げていきたいと思います。世の中、意識高い系の人たちばかりでもないし、無気力・無関心な人ばかりでもないわけで。
目次
▼受験における失敗はない
タイトルで結論を言ってしまってますが、受験における失敗はありません。
これは言い切りたいと思います。確かに、1980年代から90年代初頭までは、学歴が大きな影響を及ぼす時代であったと思います。
良い大学→安定した収入
の終身雇用のモデルです。大量生産、大量消費の時代はこれでよかった。しかし、現在、東大を卒業したからと言って、定年までの仕事が約束されている職業はほぼありません。公務員があるじゃないですか?と言われますが、
税金で賄われる公務員の給与
が果たして、この少子高齢化の時代(税収が減少する)に今の水準を保てるかは甚だ疑問です。さらに公務員の業務は「AI」や「ロボット」で賄える部分がけっこうあります。公務員の給与は社会情勢の変化によって変動するのです(法律に書いてある)。
ということで、第一志望の大学に合格してもしなくても、その後の頑張りでいくらでも変わってしまうわけです。ある意味、本当の能力が問われる時代ですね。それが良いか悪いかは私に判断できることではないですが、社会の流れは間違いなくその方向に向かっています。
じゃあ、塾や予備校なんていらないでしょ?
と思いますよね。でも、これがちょっと違うんです。
(次回へ続く)