今の子供たちに必要なことを
足の裏が痛くてとうとう夏靴で出勤した塾長鈴木です。駐車場から教室までの10分で20回は転びそうになったのは言うまでもありません。
さて、高校入試が終わり、あとは大学入試の前期の結果が今週末から出てきます。
ドキドキな日々ではありますが、あえて今日はちょっと現実と向き合おうと思います。
私が様々なところから学んだことです。なので、一部、引用されている箇所もあります。
目次
本当に大切なことに真正面から向き合う
消費税増税後の2019年10月〜12月のGDP(国内総生産)は本当に酷い数字が出ました。
政府は、「台風の影響」と説明していましたが、台風被害が無かった地域も同じように悪かったそうなので、原因は台風だけではありません。
さらに厄介なのは、現在の「コロナショック」です。現時点では買い込みが起きて消費は年末年始を超えるほどだそうですが、観光や飲食店、サービス業は大打撃を受けていて、ゆくゆくは悪化すると思われます。オリンピック前の好景気を失ったのは大きいです(観光客などの外からの収入)。
現在、日本は
・終身雇用は無理
・年金で老後を支えることも無理
という流れになっています。40代以下の世代は70歳を超えても働かなければなりません。
70歳〜80歳の人ができる仕事・・・新しい仕事を作る必要がありそうです(今はないよね)。
大手の企業は黒字で経営できているのに、中高年を対象とした希望退職を募っています。
「45歳リストラ時代」
と言われているそうです。「そこから先は、まぁ、各々頑張って」という時代です。
(ちなみにお隣の韓国ではこの流れが日本より早く到来しています。多くの人がフランチャイズのチキンのお店を開業するらしい、そして潰れる店が多いらしい)
東南アジアをはじめとする諸外国の平均所得が増える中、日本人の所得は、30年近く増えていません。その代わり、消費税は、この30年間で10%ほど上がりました。自販機でジュースを百円で買えた時代が懐かしいです。
日本人の多くは「中流階級」(と思っています)。国が会社を支え、会社が社員を支えることで成り立っています。
しかし、今は、国も、会社も、「これ以上支えることは無理だ」と言い始めたのです。
(TOYOTAの社長は「終身雇用は難しいと発言しました」)
このままいくと「中流階級」は消え、貧富の差が拡がる。
(アメリカ的な社会と言えるかもしれませんが、アメリカは人口が日本より多い。つまり消費が大きいので国としての勢いがあります)
ただなんとなく流れに乗っていれば大丈夫・・・のような時代ではなくなったと言えます。
一人一人が思考し、自分の足で歩き、自分で仕事を作り、稼いでいかなくちゃいけない時代です。
だから、私はエウレカで学校の勉強(受験指導)だけではなく、
お金とはどういうものなのか
お金の稼ぎ方
仕事を続けていく方法(生き延び方)
をきちんと時間を割いて子供たちに教えていこうと思います。
お金を稼ぐ行為を「汚いこと」
のように感じていたとしたら、それは間違いです。
包丁を間違って使えば狂気になりますが、正しく使えば美味しい料理になります。
包丁という道具をお金に変換すると納得ができませんか。
税金をたくさん納めてくれて、自分達の生活を豊かにしてくれている人のことを叩いてしまえば、
「日本に税金を納めるのはバカらしい」
という空気になり、結果、自分達の首を絞めることになります。
「学ぶ人」と「学ばない人」の貧富の差は大きくなる
このような現実から目を背けられるのも、いいかげん限界がきているようなのです。
だから、私は自分に問いかけます。
お前は最近、いつ勉強した?
お前は最近、いつ立ち上がった?
この国はとっくに悲鳴を上げてるぞ。
子供達が暮らす未来は、とっくに悲鳴を上げてるぞ。
それでも、まだ、この世界を誰かのせいにし続けるか?
お前の世界は、お前のせいだ。
シリアスに聞こえるかもしれません(ごめんなさい)。
でも、
希望が持てる未来を次の世代に渡したい。
幸運にも私にはエウレカという「場」があります。
この場を
最大限に利用して、
具体的に動いて、
結果も出します。