ギフトのあけ方2
久しぶりに10時間くらい寝て(間に何回か起きてるけど)、腰が痛くなった塾長鈴木です。人は睡眠不足が限界まで行くと、眠くないのに目を開けてられなくなることを知りました。おそらく脳自体が、脳を休ませようと目からの情報をシャットダウンしろという指令を出していたと思われます。自分の限界を知れてよかったです。
さて、今日は昨日の続き。「コア」を見つけるお話です。「市場」という言葉が出て来ますが、ここでいう市場は、世の中や社会と言い換えても良いと思います。
目次
ぼんやりと見えてきた「コア」を市場にぶつける
自分の感情をメモし続けて、自分とはどういう人間かを少しずつ分析してくると、おぼろげながら
「自分はこんな感じで、こういうことが好きそうだぞ」
というのがわかってくるはずです。それをまず市場にぶつけます。はい、もう即ぶつけます。
例えば(中学生、高校生を想定して)、
食べることが好き、甘いものは特に好きなら、パティシエ ← ぼんやりした「コア」
ちょっとケーキ作ってみる。そして、周りに食べさせてみる ← 市場にぶつける
その時の周りの反応、その時の自分の気持ちをメモする ← 「コア」が少し変化する
こういったことを繰り返すと良いと思うのです。途中で変えても構いません。
もう一つ例をあげておくと、建築士っていいなと思ったら、
いきなり家は建てられないから、ミニチュアの模型を作ってみる
SNSで1級建築士さんと知り合いになって話を聞いてみる
その時の周りの反応、その時の自分の気持ちをメモする
のような感じです。今はSNSで普通にプロの方とつながることができるので、実際の話を聞くことができます(市場にぶつけることができる)。
初め、「コア」というものは原石みたいなもので、「市場」にぶつけながら、何回も削られ、磨かれ、収斂してたどり着くものだということです。
つまり、大学卒業したぐらいではまだまだ全然足りない、働き始めてやっと本格的なスタートだと考えていいくらいです(市場にどんどんぶつけることができるからです)。
大学入試は本当に通過点です。
大学生活の4年間をどう過ごすか。
そして、何から始めるのか。
20代は様々なことにチャレンジして、「コア」を磨いて欲しいです。