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冬期講習14日目

 札幌市内に雪がなさすぎて真冬感がない、ていうか3月みたいな路面だなと思っている塾長鈴木です。受験生は入試を一気に通り越して春になってほしいでしょう(笑)私は雪まつりと同時に開催されるイベント「光る絵本展」の協力者なので、雪が降ってくれないと困ります(かまくらを作る!)。入試や試験の直前期なので日程的に難しいかもしれませんが、生徒や保護者様もぜひ、ご来場いただきたいと思います。

さて、今日は明日入試を迎えるある塾生について話したいと思います。その生徒との出会いは、4年前の中3生の時だったと思います。基本的には真面目な生徒。勉強を表立って嫌がることもない、努力家タイプです。当時は部活でバスケットをやっていました。その生徒とはこれまでいろいろなことがありました。

目次

今頑張れる生徒も今頑張れない生徒も

 まず、どの高校を受験するかで私の意見と食い違います。志望校との学力差が大きかったからです。結局、一つ下げたものの(2つ下げるべきだと進言していました)結果は不合格。本人もご家族も納得の上で受験だったので、これはこれで良い経験だったと思います。高校でも継続してもらい、3年間。正直、この試験直前まで成績が大きく伸びることはありませんでした。しかし、あれほど苦手だった数学はセンター試験の過去問で6割前後は取れるようになり、英語も6〜7割取れるまでに成長を遂げています。その生徒は

頑張りたい気持ちはあるけど頑張れない

とても人間味のある生徒です。その不器用さから(決して貶める言葉として使ってません)受験というシステムの中では大変苦労していますが、要領よく、合理的に行動する人とは違う何かを今後自分の強みにしていけば良いと思うのです。誰しも、頭ではわかってるけどなかなか行動には移せないことってあるはずです。その生徒は早く、偏差値とは違う物差しで判断してくれる場所に身を置き、自分の世界を広げ、自分の小ささと大いなる可能性を知ってほしいと思います。私は立場上、頑張れない生徒には叱咤激励をすることもあります(怒鳴ったりはしません)が、頑張れないからといって置いてけぼりにはしません。逆に、勉強を頑張る方向に持っていけない自分の指導力の未熟さをどうにかしなければと考えます。

どうすれば生徒たちの進路を実現することができるのか
背中をうまく押すことができるのか

入試が始まってしまえば、あとは生徒たちの健闘を祈るのみです。

大丈夫。たかが入試くらいで人生は決まらない(昔はかなり影響あった)。
今の時代、「学歴はあった方が良い」くらいなもので
自分次第で、いつでもどこでも何歳になっても
どこまでも可能性を大きくできる

だから、思い切って、堂々と試験を受けてきてください。

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