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選択肢が増える②

こんにちは!
ウーバーイーツにハマりすぎて、日中まったく外出しなくなった塾長鈴木です。汁なし油そばは、もう私の年齢では食べきれません(脂っこい・・・)。普通にそばが好きです。

さて今日は「学びの選択肢」の2回目、前々回の内容の続きです。
選択肢が増えたことが果たして子どもたちにとって良いことなのかどうか。
いろんな角度から話していきます。

目次

▼選択肢が増えたら子どもは嬉しいのか

学びの選択肢は明らかに増えました。学校、塾、予備校、フリースクールなどなど、さらにそこにオンラインの形も加わります。自分の性格、やりたいことに合わせて選択できることは良いことです。例えば、スポーツをガンガンやってトップアスリートになるなら、オンラインスクール(通信制)が適しています。海外遠征時にも障害はありませんから。いわゆる5科目の勉強を頑張るなら、学校、塾・予備校を活用するでしょう。やはり選択肢が増えることは、良いことばかりのように見えますよね。でも、ちょっと待ってください。

何が自分に合っているか
その選択の判断はどうやるのか

がとても重要ですよね。判断の精度を上げるには適切な「情報」をいかに持っているかです。もっと言うと、

情報集めの努力をする人としない人との差が大きく開く

と言うことです。何かこれまでとあまり変わらない感じがしませんか。それよりもっと強い圧力になりそうな気配すらあります。

▼がんばれた、努力できたのは自分だけの力?

私はこのような圧力に対して反対の立場を取ります。なぜなら、選択肢が多くあることに気づき、それをうまく活かせるかどうかは

その時の環境に大きく左右されるから

です。生まれた地域、住んでいた場所によってはIT環境が大きく異なります(田舎ではWi-fiが弱かったりします)。もちろん、家庭内の所得によっても大きく変わります。極論かもしれませんが、毎日ネイティブの英語家庭教師を小学生から6年間付ければ、東大レベルの英語は苦労しない力になるはずです(もちろん前向きに取り組んだ場合)。

学びの選択肢が増えることで、格差がさらに拡がる可能性がある
(質の高い情報の取得ができるかどうかが大きな要因になる)

と私は思っているので、エウレカのオンラインプロジェクトでは格差を是正する一助になれるように尽力するつもりです。今思えば、自分は恵まれた環境で学んできたと感じます。中学時代は塾に通わせてもらい、大学受験では2浪を経験。大学時代はろくに勉強もしなかったのに、大学院に運良く合格、修士号を取得(これは研究室の先生、先輩に感謝!)。どう考えても環境に恵まれていました。

質の高い学ぶ環境と情報を提供する

ことで、大きな変化の時代に対応できる人財を育成していきたいと思います。

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