今年度の入試について考える
連休前より人通りも車の量も多い気がしている塾長鈴木です。
きっと、コロナの感染者数は1〜2週間後に増えると思います(誰でも予想つきますね)。
てことは、休校も伸びる??????
6月もダメだと考えると、いよいよまずい。本当に大きな変更を余儀なくされる事態です。
目次
理系の受験生は試験範囲を変更するしかないのか?
仮にです。
6月も授業がままならない状況であれば、普通高校の理系高3生は数学と理科を途中までしか履修できないでしょう。しかも、第二波が襲ってくる可能性も高い。
(過去のインフルエンザのデータによると第二波は最初の人への感染から半年後くらいにやってくる可能羽生が高いようです)
そうなると、予想される入試の対応は試験範囲を高2(中2)までにするのが一番シンプルです。
どうやって試験問題作るんだ?
というのが問題ではありますが、なんとかできる範囲でしょう。それよりもっと大きな問題があります。そもそも
2月、3月に入試を実施できるのか
です。試験会場は、密室、密閉、密集です。集団感染の可能性が高い環境。おそらく、これが一番ネックで、
入試を実施できない状況の時、どうするか
きっと文科省の方々は頭を悩ませているはずです。副作用が少ない治療薬の開発を急いでいるのは、これもあると思います。もし治療薬がない場合、
・感染リスクを承知で実施する
か
・入試の形態を変える
しかありません。前者は訴訟も覚悟しなければならないので、おそらく無理。入試の形態を変えるしかありません。そうなると、
3密が起こる筆記試験はできない
対面による面接もできない
けっこう詰んでます(苦笑)ですが、面接はオンラインでも可能です。回線の安定性などの不安な面はありますが、小さなことです。
学力を測る筆記試験はどう代替できるのか
この答えを持っている方、います?
私はまだ思いつきません。ということは、結局、
リスク承知で例年通り入試を実施するしかない・・・
共通テストのみを実施して、大学別試験はなし
というパターンは十分にあり得ると思います。
9月入学に舵を切って、時間を稼ぐという案もありますが、それはそれでものすごく大変な仕事が待っています。