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センター数学、得点力アップ

朝からスタッフと札幌北高前でチラシ配りをしてきた塾長鈴木です。眠いです(笑)
気持ちよく受け取ってくれた方々、ありがとうございます。弱い雨が降る中、受け取ってもらえて大変感謝です。お時間あるときにHPも覗いて見てくださいね。

 さて、今日はセンター数学の得点力アップのお話。前回が失点を防ぐ話だったので、今日は得点力を上げる学習方法について、書いていきたいと思います。ただですね、くれぐれも「失点しない」方が大事だということを忘れないでください。穴が開いているコップに水を入れても水はいっこうに溜まらないのと同じです。いつもディフェンスを意識して学習を進めましょう。

目次

時間制限を厳しくする

 センター数学は時間に追われます。なので、普段からタイマーなどで時間を計って問題に取り組むのは当然ですね。そして、さらにその時間制限を厳しくしましょう。60分ではなく、55分で1回分(50分でも良いがかなりキツい)。その中で、自分の点数を最大化するように練習します。つまり、「手が止まったら、すぐ次!」のように気持ちを切り替える練習をし(実はこれがなかなかできない)、取りこぼしのないようにする。90点は取れないが、どんな状況でも75点は取れるようにする。難関大学ほど、センターの得点は圧縮されますから、あとは2次試験勝負に持ち込むわけです。2次試験への挑戦権を手に入れると言ってもいいかもしれません。となると、2次試験レベルの学力をしっかり養成しておく必要があります。この話は長くなってしまうので、別の機会に。

正解して終わりではない

 問題を解き、自己採点して、できなかったところは解説を読む。確かにこれでも良いのですが、「正解していた問題でも、もっと効率よく解けたのではないか」という視点で見直しをすることが大切です。効率的な解法を身につけていけば、時短できる場所が増え、考える時間、面倒な計算をする時間に当てることができます。結果的に得点するチャンスが増えるので、点数は上昇していくはずです。「いつも時間が足りなくなる・・・」そんな方は、自己流の解き方、考え方が強すぎて(自分のやり方に固執しすぎ)時間を無駄にしていることが原因だったりもします。この手の生徒は2次試験の方が得意だったりしますが、誘導があるセンター数学では苦労することが多いですね。なかなか自分で気づきづらいので、学校や塾、予備校の先生に解法を見てもらい、指摘してもらうとよくわかると思います。

解答スピードを上げる

「どうやれば速く解けますか」という質問をよくされます。この答えはものすごく単純で、

・ 同じ問題を繰り返し解く
・ 様々な種類、レベルの問題を解きまくる

 以上の2点です。「同じ問題を繰り返し解く」をやらない生徒がとても多いです。解き直して終わりって生徒、結構多いと思います。同じ問題を繰り返し解くと、「自動的に解ける問題が増える」ので時短になります。この効果は高いです。特に、センター試験本番の問題は良問ぞろいですから、繰り返し解いていくと、出題者の意図も見えてきます。過去問10年分を繰り返し解いて完璧にすれば、7割以上は確実に取れるようになります。あとは大手予備校の模試の問題で仕上げれば、8割はいきます(もちろん個人差はあります)。じゃあ、今からやろう!と思った高3生はちょっとストップです。この直前期ですから、他の科目との兼ね合いを考えてくださいね。数学ばかりやるわけにはいかないはずです。志望大学の配点をよく考えて、学習時間を割り振り、入試で得点が最大化できるようにしてください。

高1・2生はセンター試験ではなく、共通テスト

 大きくセンター試験と学習方法が変わるわけではありません。過去問はありませんが、センター試験の過去問を改修した問題集などが出回ってくる(すでにある)と思います。それを高2生はこの12月、1月、2月にみっちりやるべきです。入試を優位に進めることができます(特に理系)。この時期の学習をどうやったかは合否に大きく影響します。まさしく先行者利益です。この利益を取りに行かない手はないと思いますよ。

さて、明日からエウレカもリスタートです。入試まで一気に駆け上がりたいと思います!

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