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大学入試・高校入試の乗り越え方(後編)

同業者から「鈴木先生ってワーカホリックですよね」と言われて、まったく自覚症状のなかった塾長鈴木です。年間の休日を数えようとしましたが、やめておきます(笑)どうやらあまり休みたい気持ちにならない体になってしまったようです。20代の頃は休みたくてしょうがなかったんですが・・・。

それはきっと、他にやりたいことがあったからだろうなぁ
と遠くを見て物思いにふけりたい・・・。

気を取り直して、今日も書いていきたいと思います!

さて、大学入試・高校入試の乗り越え方と称して前回は勉強の始め方から、コーチ・インストラクターの必要性にまで話をしてきました。ここで完結してもおかしくない流れですが、やはり入試、勉強はそんなに甘くはないわけです。特に大学入試は倍率が高い試験です。みんなと同じでは受からない。主要な大学だと、5〜6人に1人しか合格しません。この数字をよく考えて今日は話を進めていきます。先に言っておきますが、賛否両論ある話になると思います。1つの意見、考え方として捉えていただければ幸いです。

目次

学習計画を考える前に

 勉強する環境は整いました。あとは進むだけ!なのですが、その進め方が大事になります。
大抵の場合、計画を先に作りますよね。この科目は、いつまでにこの問題集と参考書を使って・・・と。悪くないんですが、みんなこうやってるので差がつきません。つまり、多数派なので不合格になる可能性が高くなります。他のライバルたちよりも差をつけることができる勉強をする必要があります。

 一番簡単な方法が、誰よりも早くスタートすることです。大幅にフライングしてスタートすることが許されていますから、先にさっさとスタートすれば良いのです。これは受験に限らず、「先行者利益」といってどの分野、業界にも存在します(この詳しい話は別の機会に)。
 そして、もうひとつが、「やらないことを先に決める」です。そうすると優先順位がつけやすくなり、やるべきことが単純明快になります。自分の力を集中することもできるので、結果を出しやすくなります。多少の犠牲は払いますが(やらない科目は点数が落ちる)、得意科目を作ることができたり、苦手科目が克服できたりします。この1点集中突破は、かなり効果的です。結果が出ると、モチベーションが上がり、自身にもつながります。60点2つより、80点と40点の方が嬉しいわけです。先にやりたいことから決めても同じ気がするんですけど・・・という声が聞こえてきそうですが、余計なものをそぎ落としていくアプローチの方が「本当にやるべきこと」が見えてきます(断捨離とかミニマリスト的な感覚ですね)。部活もやっているのに、現役で難関大学に合格していく高校生は、この感覚を無意識でやってる場合が多いと思います。非常に無駄がないわけです。

どの参考書・問題集をやれば・・・?

 誰もが情報を得られるようになった今、どの参考書・問題集が良い、どの予備校のどの講師がすごいなどいつでも取得できます。つまり、勉強しやすくなったと言えます。しかし、日本の子どもたちの学力は低下気味・・・なぜ? それは、その情報が自分にとって適しているかどうかが大切で、その判断が難しいからです。正解がたくさんありすぎて、逆にわからない。本屋さんへ行くと、ものすごい量の参考書・問題集で溢れています。Youtubeを見れば、解説系の動画がこれまた無限に出てきます。情報を取捨選択し、情報の編集力がないと自分に合うものが手に入れることができません。そこで、コーチが登場です。生徒の学力、取り組み方などを知っているコーチは的確なアドバイスをすることができます。ちなみにエウレカでは、参考書や問題集は6割くらいできるものを薦めます。学校の課題や講習が頻繁にある場合は、そちらを優先です。やったことを理解して、定着させることの方が効率が良いからです。

 まとめておきましょう。

・ スタートは早ければ早いほど良い(先行者利益は効果絶大)
・ やらないことを決める(やるべきことを単純化で一点突破)
・ 情報は当てにならない(コーチの存在不可欠)

偉そうにいろいろ書いてますが、私も勉強頑張ります!
受験生の皆さん、応援してますよ!!

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